STORY
ストーリー2022.01.14
- へんしんバイク
おじいちゃんのお散歩のとなりで、ゆっくり、ゆっくり。
うちの子が、へんしんバイクに乗れるようになったのは
3歳半でした。もともと負けず嫌いな性格なので、
お姉ちゃんが楽しそうに乗っているのを見て、
「自分もできる!」と、がんばって、すんなり乗れるようになりました。
それ以来、まだ自転車デビューしていない近所の子たちに、得意げに見せに行くのが日課に。
自分の力で挑戦して、できたことに自信を持って、成長していく。
振り向くこともなく、ぐんぐん遠ざかる子どもの小さな背中に、
頼もしささえ感じました。
でも、私がこのへんしんバイクに出会ってよかった、と思う理由は、
もう一つあります。
それは、おじいちゃんのお散歩について行った時のことです。
「ゆっくり、ゆっくりね。」と言いながら、おじいちゃんの歩調に合わせて
へんしんバイクを漕いでいたのです。
一緒のお散歩なんだから、おじいちゃんを追い越さないように。
おじいちゃんが、自分に合わせて早足になってしまわないように。
彼なりに最大限のゆっくり走行は、ヨロヨロはしていますが、
グングン走る姿よりも、カッコよく感じました。
自分への自信だけじゃなく、人に気づかう心まで身につけたんだ。
子供の乗り物を買ったつもりが、こんな素敵な成長のおまけまでついてきて、
本当によかったです!